函館山
函館市にある標高334メートルの函館山。牛が寝そべったような外観から「臥牛山(がぎゅうざん)」とも呼ばれています。もとは太古の火山活動でできた火山島でしたが、土砂が堆積して砂州となり、約5,000年前に北海道とつながりました。12の山々が連なる山中には、明治から終戦まで要塞として立入禁止とされていたことで残った豊かな自然と、砲台跡などの遺構が今も残ります。ロープウェイで山頂へ向かうのはもちろん、山麓に整備された登山ルートを歩いて自然や景色を楽しむことも。目的に合わせて登り方を選べるのも、函館山の魅力の一つです。
目次
函館山の楽しみ方

約5,000年前に生まれた「臥牛山」の姿
函館山の姿は、牛が寝そべっているように見えることから「臥牛山(がぎゅうざん)」とも呼ばれています。実はこの山、もともとは太古の火山活動でできた火山島でした。長い年月をかけて土砂が堆積して砂州となり、約5,000年前に北海道(亀田半島)とつながったことで、現在の函館の地形になりました。函館山は、こうして陸とつながった「陸繋島」です。山を眺めながら、そんな長い時間の流れに思いを馳せてみると、見慣れた風景も少し違って感じられるかもしれません。

要塞が守った、12の峰の豊かな自然
函館山は12の山々が連なってできた山で、植物や野鳥などの豊かな自然に包まれています。この自然が残された背景には、山の歴史が関係しています。明治から太平洋戦争の終わりまで、函館山は軍の要塞として使われ、一般市民の立ち入りが禁じられていました。その結果として豊かな自然が残り、1964(昭和39)年には鳥獣保護区特別保護地区に指定されています。山麓には登山ルートも整備されていて、自然や景色を楽しみながら山歩きをすることができます。

当時の面影を残す砲台跡は北海道遺産
函館山を歩くと、かつて軍事施設として使われていた時代の痕跡を見ることができます。なかでも御殿山第2砲台跡は、当時の構造を今に伝える貴重なスポット。2001年には北海道遺産に選ばれました。現在は砲座跡に休憩用のテーブルや腰掛けが設けられ、散策の途中に立ち寄ることができます。函館の歴史に触れられる、山歩きならではの見どころです。

ロープウェイ・車・登山ルート。山頂への道のり
山頂へは、函館山ロープウェイを利用するほか、複数のアクセス方法があります。ロープウェイは乗車時間約3分で、15分毎(毎時00・15・30・45分)に運転し、混雑時は5〜10分毎に運転されます。点検・整備などで運休する期間もあるため、利用前に公式サイトで最新の運行情報を確認しておくと安心です。車の場合は山頂駐車場やつつじ山駐車場がありますが、交通規制の時間帯や冬期閉鎖の期間中は車で山頂へ上がれないため注意が必要です。自分の足で登りたい人には、山麓に整備された登山ルートを歩く方法も。起点となる函館山ふれあいセンターでは、マップなどの登山情報を入手できます。
詳細情報
函館山
- 住所
- 〒040-0000 北海道函館市函館山
- 電話番号
- 0138-22-6799
- 営業月
- 1月、 2月、 3月、 4月、 5月、 6月、 7月、 8月、 9月、 10月、 11月、 12月
| おすすめの時間帯 | 朝、 夜 |
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