【小樽・江別】ノスタルジックな「れんが建築」を巡るおすすめスポット4選【歴史散歩】

積み上げられた一つひとつに、まちの時間が刻まれている。

石造りの倉庫が運河に影を落とす小樽、そして今も現役のれんが工場が煙を上げる江別。同じ北海道でも、この二つのまちには少しずつ違う「れんが」の物語が息づいています。褐色の壁に触れれば明治・大正の商都の熱気が、アーチ窓の意匠を見上げれば職人の手仕事の跡が、静かに語りかけてくるようです。

ここでは、石造りの建物が主流の小樽で異彩を放つれんが造りの建物から、日本有数のれんが産地・江別が誇る建築まで、ノスタルジックな景観を楽しめる5つのれんが造りスポットをご紹介します。

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小樽オルゴール堂 本館(小樽市・メルヘン交差点) れんがのぬくもりとオルゴールが紡ぐ、やさしい時間。

小樽オルゴール堂本館は、大正4年(1915年)に、北海道でも有数の規模を誇った米穀商「旧共成(株)」の社屋として建てられました。現在は小樽市指定歴史的建造物第17号に指定されています。

小樽には石造りの倉庫が多く残っていますが、この建物は珍しいれんが造り。茶色いれんがの外壁や大きなアーチ状窓が特徴で、どっしりとした洋風建築ならではの美しい佇まいを楽しめます。

現在はオルゴール専門店として利用されており、館内には約3,200種類、3万8,000点以上のオルゴールが並びます。さまざまな音色に包まれながら、お気に入りの一品を探すことができます。

また、建物の前にある蒸気時計は15分ごとに汽笛と音色を響かせ、メルヘン交差点のシンボルとして多くの観光客を迎えています。

小樽オルゴール堂 本館(小樽市・メルヘン交差点)の基本情報

住所

小樽市住吉町4番1号

営業時間

9:00~18:00(2階・3階は17:45クローズ)

定休日

なし

料金

入館無料

アクセス

JR南小樽駅から徒歩7分

詳細はこちら

2

小樽市総合博物館 運河館(旧小樽倉庫)(小樽市・色内) 商都・小樽の物語が息づく博物館。

小樽市総合博物館 運河館は、明治26年(1893年)に加賀の商人・西出孫左衛門と西谷庄八によって建てられた「旧小樽倉庫」を活用した施設です。北海道初の営業倉庫として誕生し、その後の増築によって広大な倉庫群へと発展しました。

建物は、れんが造りの事務所棟を中心に左右対称に配置された美しい造りが特徴で、和と洋のデザインが調和した独特の景観を楽しめます。屋根に据えられた鯱(しゃちほこ)も見どころのひとつです。

現在は小樽の歴史や自然を紹介する博物館として活用されており、港町として発展した小樽の歩みや、商都として栄えた時代の面影を伝えています。

小樽市総合博物館 運河館(旧小樽倉庫)(小樽市・色内)の基本情報

住所

小樽市色内2丁目1番20号

営業時間

9:30~17:00

定休日

年末年始(12月29日~1月3日)

アクセス

JR小樽駅から徒歩約10分

詳細はこちら

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江別市セラミックアートセンター(江別市・西野幌) れんがが語る、江別ものづくりの歴史。

江別市セラミックアートセンターは、2004年に「江別のれんが」が北海道遺産に認定されたことをきっかけに、やきものとれんがの歴史を伝える拠点として整備された施設です。

館内の「れんが資料展示室」では、実際に使われていたれんがや製造道具、登り窯のジオラマなどを展示しており、江別が北海道の近代化を支えた一大れんが生産地であったことを学ぶことができます。

また、建物自体も見どころのひとつです。外壁を彩るつたの葉や、三角形や丸形の個性的な窓が印象的で、「やきもののまち江別」を象徴する風景をつくり出しています。歴史やものづくりに触れながら、江別ならではの魅力を感じられるスポットです。

江別市セラミックアートセンター(江別市・西野幌)の基本情報

住所

江別市西野幌114番地の5

開館時間

9:30~17:00(最終入場は16:30)

定休日

月曜日(祝日の場合は翌日休館)

料金

■高校生以上:350円(280円)
■小・中学生:150円(120円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付を受けている方及び介助の方は無料です。

アクセス

■車
札幌駅から40分<国道12号経由>

■JR
札幌駅から15分→野幌駅にて「JRバス乗り換え」11分→セラミックアートセンター前下車

詳細はこちら

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江別市ガラス工芸館(旧石田邸)(江別市・野幌代々木町) れんがの温もりと、ガラスの透明な輝きと。

江別市ガラス工芸館は、昭和20年頃に「北海煉瓦合資会社」の代表社員だった石田惣喜知氏の自邸として建てられた、れんが造りの洋館です。

平成6年(1994年)、江別市がれんが産業の歴史を伝える建物として保存し、現在はガラス工芸作家の工房兼展示施設として活用されています。

館内では、ガラス工芸家・柿崎均氏による制作風景を見学できるほか、コップや一輪挿しづくりの体験も楽しめます。職人の技に触れながら、世界にひとつだけの作品づくりに挑戦できるのも魅力です。

温かみのあるれんがの外観と、繊細で美しいガラス作品が調和するこの建物は、「れんがのまち江別」ならではの魅力を感じられるスポットです。

江別市ガラス工芸館(旧石田邸)(江別市・野幌代々木町)の基本情報

住所

江別市野幌代々木町53番地

開館時間

【5月~10月】
土曜日、日曜日、祝日
10:00~17:00

休館日

【5月~10月】
月~金曜日

【11~翌4月】
全日休館

アクセス

JR野幌駅から徒歩15分

詳細はこちら

まとめ


小樽の運河や歴史的建造物、そして「れんがのまち」として発展してきた江別。二つのまちを巡ると、時を超えて受け継がれてきたれんがの魅力に出会えます。
風景の一部として佇むれんが建築を眺め、その歴史に思いを馳せながら歩いてみる。
あなたも、小樽・江別ならではの「れんがの物語」を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?

  • 本記事の内容は制作時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
  • 本記事には、当サイトで紹介しているスポット情報が含まれます。
  • 本記事は公開されている公式情報をもとに編集しています。

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推しまち!編集部
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推しまち!北海道編集部スタッフによる、北海道の「推し」情報をお届けします。北海道では外せない王道スポットから、知る人ぞ知る穴場情報まで。見た人の次の行き先のヒントになる情報をお届けいたします。
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