北海道で出会う、飲めるほど清らかな水。名水・湧水スポット5選

北海道を旅していると、ふと驚かされる瞬間があります。
それは、山や森の中だけでなく、町のすぐそばでさえ「信じられないほど澄んだ水」に出会えること。
広大な大地、火山が生み出す地層、そして長い時間をかけてろ過された雪解け水。
北海道の名水・湧水は、ただ“きれい”なだけではなく、地域の暮らしや食文化を支えてきた存在でもあります。
今回は、観光客でも立ち寄りやすく、「飲む体験」ができる名水スポットを5つ厳選してご紹介します。

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羊蹄のふきだし湧水(京極町) 目の前で水が噴き出す様子は圧巻

北海道の名水といえば、まず名前が挙がるのがここ。
「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山の麓、京極町にある【羊蹄のふきだし湧水】です。
羊蹄山に降った雨や雪は、長い年月をかけて火山の地層に染み込み、天然のフィルターで磨かれたのち、一気に地表へと湧き出します。その湧出量は1日約8万トンとも言われ、目の前で水が「噴き出す」様子は圧巻です。

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羊蹄のふきだし湧水(京極町)の基本情報

飲む方法

敷地内には水汲み専用の場所が整備されており、マイボトルやポリタンクで水を汲む人の姿も多く見られます。その場で手ですくって飲むこともできますが、基本は容器に汲んで飲むスタイルがおすすめです。

味わい

クセがなく、驚くほどまろやか。
「水って味がないもの」と思っている人ほど、その違いに気づきます。

注意点

・飲用可否は現地表示に従う
・容器は清潔なものを使用
・冬季は足元が滑りやすいので注意

2

倶知安駅前「日本一の水」(倶知安町) こんな場所に名水?

「こんな場所に名水が?」と驚かされるのが、JR倶知安駅前にある【日本一の水】。
羊蹄山の伏流水を水源とし、駅前というアクセス抜群の立地にありながら、冷たく澄んだ水がこんこんと流れ続けています。列車を待つ間や、ドライブの途中にふらっと立ち寄れるのが魅力です。

倶知安駅前「日本一の水」(倶知安町)の基本情報

飲む方法

蛇口状の給水口があり、直接ボトルに汲むことが可能。
観光客だけでなく、地元の人が日常的に水を汲みに来る光景も見られます。

味わい

すっきりとした軟水で、喉越しがよく、冷たさが際立ちます。

注意点

・駅利用者の動線を妨げないよう配慮
・長時間の占有や大量採水は控える

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3

甘露泉水(利尻富士町・利尻島) 日本名水百選にも選ばれています

利尻島を代表する名水が【甘露泉水(かんろせんすい)】。
その名の通り、「甘露=甘い露」のように感じるほど、やさしい口当たりの水です。
利尻山の雪解け水が、火山島特有の地層を通って湧き出すこの水は、日本名水百選にも選ばれています。

甘露泉水(利尻富士町・利尻島)の基本情報

飲む方法

木製の水汲み場が整備されており、柄杓ですくって飲むことが可能。ペットボトルなどに汲んで持ち帰る観光客も多いです。

味わい

柔らかく、ほんのり甘みを感じると評されることも。
利尻昆布の旨みを支える水としても知られています。

注意点

・混雑時は譲り合いを
・周囲の自然環境を傷つけない

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3

大雪旭岳源水(東川町) 上水道を持たない「地下水の町」として有名

大雪山系・旭岳の麓、東川町にある【大雪旭岳源水】は、登山者と観光客の両方に親しまれる名水です。
東川町は上水道を持たない「地下水の町」としても有名で、水への意識が非常に高い地域。この源水も、町の暮らしを支える水文化の象徴です。

大雪旭岳源水(東川町)の基本情報

飲む方法

駐車場横に源水汲み場が設置され、誰でも自由に水を汲むことができます。その場で飲む場合も、容器使用が基本です。

味わい

非常にクリアで冷たく、後味が残らないのが特徴。

注意点

・冬季は閉鎖・積雪に注意
・熊出没情報の確認を忘れずに

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5

来運の水(来運公園)(斜里町) 縁起の良さから観光客に人気

知床半島の玄関口・斜里町にある【来運の水】は、名前の縁起の良さから観光客にも人気の名水スポットです。
斜里岳の伏流水が水源で、来運公園内に静かに湧き出しています。

MAPはこちら

来運の水(来運公園)(斜里町)の基本情報

飲む方法

湧出口が整備されており、手やボトルですくって飲むことが可能。地元ではコーヒーやお茶に使われることも多い水です。

味わい

やや柔らかめで、口当たりが良く飲みやすい。

注意点

・公園利用者への配慮
・雨天時は足元に注意

水を味わうことは、土地を知ること

北海道の名水は、単なる観光スポットではありません。
その土地の地形、歴史、暮らし、食文化を映す「もうひとつの風景」です。

ぜひ次の旅では、
見る・感じる・そして少しだけ味わう
そんな水との出会いを楽しんでみてください。

きっと、北海道の印象が一段深まるはずです。

  • 本記事の内容は制作時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
  • 本記事には、当サイトで紹介しているスポット情報が含まれます。
  • 本記事は公開されている公式情報をもとに編集しています。

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推しまち!編集部
推しまち!編集部
推しまち!北海道編集部スタッフによる、北海道の「推し」情報をお届けします。北海道では外せない王道スポットから、知る人ぞ知る穴場情報まで。見た人の次の行き先のヒントになる情報をお届けいたします。
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