【北海道の神社5選】歴史ある社殿と豊かな自然を巡るおすすめ参拝旅
心がすっと落ち着くような時間を過ごせるのも北海道の神社巡りの魅力
北海道には、深い森や山々に囲まれ、長い歴史を重ねてきた神社が各地にあります。
木々に囲まれた参道を歩き、澄んだ空気の中で手を合わせる。観光地を巡る旅とはひと味違う、心がすっと落ち着くような時間を過ごせるのも北海道の神社巡りの魅力です。
なかでも今回は、地域の歴史とともに歩んできた由緒ある神社を5社ご紹介します。歴史ある社殿や、それぞれの土地ならではの自然に注目しながら巡ってみましょう。
雄大な自然の中でゆっくりと参拝しながら、新しい一歩への願いや日々の感謝を届けてみてはいかがでしょうか。
目次
北海道神宮(札幌市) 北海道の総鎮守。円山の森に包まれた特別な場所
最初に紹介するのは、札幌市中央区・円山の森に鎮座する「北海道神宮」です。
明治2年、北海道の開拓と発展を願い、大國魂神、大那牟遲神、少彦名神の「開拓三神」が祀られたことに始まります。その後、明治天皇が増祀され、現在は四柱の神様が祀られています。
明治32年には官幣大社に列せられました。昭和39年に札幌神社から「北海道神宮」へと改称され、現在も北海道の総鎮守として広く崇敬されています。昭和39年に札幌神社から「北海道神宮」へと改称され、現在も北海道の総鎮守として広く崇敬されています。
魅力は、その歴史だけではありません。
境内は円山の豊かな森とつながり、鳥居をくぐると札幌中心部にいることを忘れてしまうほど静かな空気に包まれます。
春の桜や新緑、秋の紅葉、雪に包まれる冬景色など、四季によって参道の表情が変化するのも北海道神宮ならでは。
北海道の神社巡りを始めるなら、まず訪れておきたい一社です。
北海道神宮(札幌市)の基本情報
| 住所 | 北海道札幌市中央区宮ケ丘474 |
|---|---|
| 御祭神 | 大國魂神、大那牟遲神、少彦名神、明治天皇 |
| 旧社格 | 官幣大社 |
| 見どころ | 円山の森、四季の参道、北海道の総鎮守 |
| アクセス | 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約12分 |
函館八幡宮(函館市) 函館山の麓に鎮座する、道南を代表する古社
函館山のふもと、緑豊かな谷地頭に鎮座する「函館八幡宮」。
社伝によると、その始まりは室町時代の文安2年(1445年)までさかのぼると伝えられる、北海道でも長い歴史を持つ神社です。
明治10年には国幣小社、明治29年には国幣中社へと昇格しました。
現在の社殿は大正4年に完成したもので、聖帝造と八棟造を組み合わせた「聖帝八棟造」と呼ばれる優雅で堂々とした姿が特徴です。
境内へ向かう参道は木々に囲まれ、函館の街中から少し離れただけとは思えないほど静か。長い石段の先に社殿が現れる景色には、自然と背筋が伸びるような雰囲気があります。
毎年の例祭では、大神輿が134段の石段を駆け上がる勇壮な神事でも知られています。
歴史ある社殿と函館山の自然。その両方を感じながら、ゆっくりと参拝したい神社です。
函館八幡宮(函館市)の基本情報
| 住所 | 北海道函館市谷地頭町2番5号 |
|---|---|
| 御祭神 | 品陀和気命、住吉大神、金刀比羅大神 |
| 旧社格 | 国幣中社 |
| 見どころ | 聖帝八棟造の社殿、函館山の自然、石段 |
| アクセス | 函館市電「谷地頭」電停から徒歩約5分 |
上川神社(旭川市) 神楽岡の森にたたずむ、上川地方の守り神
旭川市の神楽岡公園に鎮座する「上川神社」は、上川地方の開拓守護と旭川の鎮守として創祀された神社です。
明治26年に天照皇大御神を祀ったことに始まり、その後、大己貴大神、少彦名大神などが合祀されました。大正12年には県社へ昇格し、昭和30年には神社本庁の別表神社に指定されています。
現在の社地へ移ったのは大正13年。
神社がある神楽岡一帯は豊かな木々に囲まれており、境内へ足を踏み入れると、市街地の近くとは思えないほど落ち着いた空気が広がります。
木漏れ日が差し込む参道をゆっくり歩きながら社殿へ向かう時間も、この神社を訪れる楽しみのひとつ。
四季折々の自然を感じながら、静かに自分と向き合いたいときに訪れたい一社です。
上川神社(旭川市)の基本情報
| 住所 | 北海道旭川市神楽岡公園2番地1 |
|---|---|
| 主な御祭神 | 天照皇大御神、大己貴大神、少彦名大神ほか |
| 旧社格 | 県社 |
| 見どころ | 神楽岡の森、静かな参道、神明造の社殿 |
| アクセス | JR旭川駅から車で約10分 |
帯廣神社(帯広市) 十勝の自然とともに歩んできた、道東を代表する神社
広大な十勝平野の中心・帯広に鎮座する「帯廣神社」。
その歴史は、明治時代に十勝へ入植した晩成社の人々が祭礼を行ったことに始まります。明治43年には、現在の北海道神宮である札幌神社から御分霊を迎えて鎮斎されました。
大正7年に郷社、昭和5年には県社へ昇格。昭和51年には神社本庁の別表神社に加列されています。
境内は約3万3,000平方メートルと広く、トドマツをはじめとする木々に囲まれた緑豊かな空間です。
季節によってはエゾリスなど北海道らしい生き物の姿が見られることもあり、公式サイトでも「十勝の四季や文化を感じることができる神社」と紹介されています。
北海道神宮と同じ開拓三神を祀る、十勝の歴史とも深く結びついた神社です。
帯広観光の途中に立ち寄るだけでなく、境内をゆっくり歩く時間そのものを楽しみたい場所です。
帯廣神社(帯広市)の基本情報
| 住所 | 北海道帯広市東3条南2丁目1番地 |
|---|---|
| 御祭神 | 大國魂神、大那牟遲神、少彦名神 |
| 旧社格 | 県社 |
| 見どころ | トドマツの森、十勝の四季、開拓三神 |
| アクセス | JR帯広駅から車で約8分 |
樽前山神社(苫小牧市) 霊峰・樽前山への信仰を受け継ぐ、森の神社
最後に紹介するのは、苫小牧市の「樽前山神社」。
その信仰の源となっているのは、苫小牧の象徴でもある霊峰・樽前山です。
古くから樽前山を神聖な山として信仰し、山麓に神祠を設けて祀ったことが神社の始まりとされています。
明治8年には大山津見神、久久能智神、鹿屋野比賣神の三柱が御祭神として定められ、昭和11年には県社へ昇格。昭和61年には神社本庁の別表神社に加列されています。
現在の神社は苫小牧市街を見下ろす高丘にあり、周囲を豊かな森に囲まれた静かな環境。
境内へ続く参道には凛とした空気が漂い、北海道らしい自然の力強さを感じることができます。
山や森そのものへの信仰から始まった神社だからこそ、自然と神社のつながりを感じながら参拝してみてはいかがでしょうか。
樽前山神社(苫小牧市)の基本情報
| 住所 | 北海道苫小牧市字高丘6番49 |
|---|---|
| 御祭神 | 大山津見神、久久能智神、鹿屋野比賣神 |
| 旧社格 | 県社 |
| 見どころ | 樽前山信仰、森に囲まれた境内、高台の立地 |
| アクセス | JR苫小牧駅から車で約8分 |
歴史だけじゃない。北海道の神社は「自然」も見どころ
今回紹介した5社の魅力は、それぞれが積み重ねてきた歴史だけではありません。
円山の森に包まれた北海道神宮、函館山の麓に鎮座する函館八幡宮、神楽岡の木々に囲まれた上川神社。
そして十勝の自然を感じる帯廣神社、霊峰・樽前山への信仰を受け継ぐ樽前山神社。
北海道の神社では、鳥居や社殿だけではなく、そこを取り囲む森や山、季節の景色まで含めて参拝の時間を楽しめるのが魅力です。
木々の音に耳を傾けながら参道を歩いていると、いつもの観光とは少し違った北海道の表情に出会えるかもしれません。
まとめ|北海道の自然の中で、心を整える神社巡りへ
北海道には、地域の歴史とともに歩み、今も多くの人から大切にされている神社があります。
歴史を感じる社殿を眺める。
静かな参道を歩く。
森の空気を感じながら、ゆっくりと手を合わせる。
そんな時間そのものが、慌ただしい日常から少し離れるきっかけになります。
新しいことを始めるとき、大切な願いがあるとき、あるいは少し気持ちを整えたいとき。
次の北海道旅では、観光スポットだけではなく、雄大な自然の中にたたずむ神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
その土地の歴史を知り、自然の中を歩き、静かに手を合わせる時間が、旅の印象をより深いものにしてくれるはずです。
※参拝時間や授与所の受付時間、祭事等は変更される場合があります。訪問前に各神社の最新情報をご確認ください。
- ※本記事の内容は制作時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
- ※本記事には、当サイトで紹介しているスポット情報が含まれます。
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